1. HOME
  2. ブログ
  3. ブログ
  4. ラクガキブログ
  5. スピリチュアル
  6. ラクガキブログ『敬意は日本の文化』

BLOG

ブログ

スピリチュアル

ラクガキブログ『敬意は日本の文化』

 

よく、

知っているお母さんで、

「この人は誰だと思う?」

と子供に聞くときに、

子供に、

「誰?コレ?」

と聞いたりしている。

 

僕には、とても不自然。違和感。

この母親はそれを微塵に思わない。

大人と子供の人間関係において

ツッコミどころがいっぱいありすぎて

呆れてしまう。

 

「この方は、どなただと思う?」

「どなたでしょう?」

だろ…

最低でも、

「この人は誰だと思う?」

だ。

 

「コレ誰?」

はありえない。

僕の家庭環境はしつけが厳しかった。

親や兄弟にも敬語だった。

だから、

こんなに敏感なのだろうか?

 

ただ、この間

日本語をマスターした外国の方の話で、

「日本語は敬語が難しいが、敬語が日本語で素晴らしいところ。」

と言っていた。

その外国の方は、

最近の日本人は敬語が喋れなくなってることも危惧していた。

 

敬語とは、

相手に嫌な気持ちをさせないために、

自然と生まれた言葉だと思う。

 

そういう親に、

本人のため、子供のためと思い、

一応は軽く助言してみると、

「子供はまだ小さいから…」

「なんでもダメダメという教育方針はしない」

と機嫌を悪くして言う。

 

三つ子の魂百までと言って、

小さいときに、ちゃんとしておけば、

あとは手がかからないのだ。

 

子供からしたら、

いきなり中学生らへんから

礼儀のことを言われたら、

今までは、何だったんだとなり、

反抗期に拍車をかけるだろう。

 

まあ、親本人が

人に敬意を持ててないから、

子供にも教えられないんだろうな。。。

 

子供が人のうちに来てるのに、

大声で、

「早く帰りた〜い!」

と連呼する。

 

それに対して、

こういう親は、

「もうちょっと待って!もうすぐ帰るから」

だ。

最悪だ。

 

しまいには、子供が他人の家のものを壊しても、

笑って見てるだけ…

終わってる。

 

もし…僕の母親だったら

多分こうだ。

僕が変なことをその家で言いそうなら、

周囲にはわからないように、僕のお尻をつねる。

大人とニコニコ話しながら、

手では僕のお尻をつねる。

最高に怖いし、

最高の教育だと思う。

相手に恥かかせない。

 

実際、小さい頃はつねられた。笑

 

そして、家から出たあとに、

「私たちが、人様のお家にお邪魔してるんだから、

あんなこと言ったら失礼でしょ!」

と言われる。

多分、母親ならそうするだろう。

 

今からの時代はどうなるかわからない。

敬語すら無くなるかもしれない。

それでも、

敬語を使うのには、意味がある。

相手に恥をかかせない。

嫌な気持ちにさせない。

 

もし、敬語を使わなかったとしても、

相手に対して、敬意を持っていれば、

タメ口でも、それなりの態度になる。

 

そう言うのを子供に教えてあげないと、

子供が後々、苦労する。

社会でコミュニケーションを取れなくなる。

そうやって、

50歳になっても頭を下げれない人間になってしまい、

親が80歳になっても

全て面倒見ないといけなくなったり、

もしくは、奥さんや周囲に面倒をかける

痛い人になってしまう。

 

実際、そう言う人を見て来た。

 

子供が生まれて、

ペットのように可愛がるのはいいが、

ペットと子供は違う。

 

子供のことを本当に愛しているなら…

礼儀を教えないと

この日本では、特にやっていけない。

そのツケは親自身に返ってくることになる。

 

子供に何か注意することで…

嫌われるのを親が恐れてる。

尊敬される親なら、そうはならない。

親は背中で示せばいいだけだ。

 

子供に対して、

「あなたに嫌われてもいい、

あなたの人生を優先する。

私はその責任がある。」

と覚悟すれば、徹底すれば、

自然と子供は

ついてくる。

 

そして、

楽しむ時と、けじめの

メリハリをしっかりつければいい。

 

親が子供に好かれようと思ってる時点で、

もう人間関係が負けなのだ。

人生はそんなに甘くない。

 

 

イラスト版 気持ちが伝わる言葉の使い方―子どもとマスターする49の敬語

 

これでカンペキ!マンガでおぼえる敬語

 

 

 

倖本悠矢

 

 

 

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事