ラクガキブログ『人は樹木と同じで、ある日突然大きく成長することはない』
家にある、ちょうど十数年前に買った本で
たまたま開いていいフレーズを見つけた。
僕も毎日、仕事や、ワークアウトのメニューがある。
でも、それは
明日や一ヶ月後や一年後に結果が出るものではない。
モヤモヤする日もある。
そんななか、
背中を押してもらえる読書になった。
そのページをお送りします。
↓
斎藤茂太さんの「モタさんの落ち込みやすい人の大丈夫な考え方」
の82ページ 引用
11 小さな目標から始める
あなたは自分の将来を、どんなふうにしたいと考えているだろうか。
会社内での順調な昇進や、新しいスキルの習得、アイディアの実現、あるいはメンタルなことで、
いまよりもっとよくしていきたいと思っていることだろう。
目標がある人の毎日は、張りのあるものになる。ステップアップできることはとても楽しく、自分に自信がつくののである。
けれども、ときには思い通りに先に進めないこともある。
そりの合わない上司と一緒に働くことになったり、競っていたライバルに負けてしまうかもしれない。ふとした瞬間にかいま見えた自分の性格や心のうちに、自己嫌悪することがあるかもしれない。
「もうダメだ」「なんて無力なんだろう」「もっと大人にならなければ」
実は、そう感じた瞬間にこそ、伸びていける人、そうでない人との差が開くのである。
思い通りに先に進めず、あきらめや悲しみの気持ちを感じるのは、めざしている目標にたどり着くまでに、息切れしてしまっている状態なのである。
そんなときには、まず手前に、「小さな目標」を立ててみよう。そして、その目標が達成できたら、さらにまた次の「小さな目標」を立てる。
それを繰り返すうち、あなたはきっと「めざしていた目標」に到達できるだろう。
同時にまた、自分が大きく成長したことを実感できるにちがいない。
自分の力の無さを感じたときに、そこでの努力をやめてしまうか、それとも、もっと違った視点を持てるか。
これが、将来の成長や目標達成ができるかを決める、わかれ目になるのである。
人は樹木と同じで、ある日突然大きく成長することはない。
厳しい夏の日差しに晒されたり、思いがけない雪の重みで枝が折れたりしながらも、毎年少しずつ成長する。四季がめぐるごとに年輪を刻み、気がつけば、仰ぎ見るような大木になっているのである。
成長を焦るのは、あなたのためにならない。
ゆっくりでいいから、ひとつひとつ目標を定め、しっかりと歩いていこう。
Point 成長を焦らない、自分を励ますことを忘れない
倖本悠矢
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